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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000003-cwj-sci" target="_blank">【Ovum調査】2015年まではiPadがタブレット市場を支配するとの予測（COMPUTERWORLD.jp）


　米国Appleの「iPad」第2バージョン発表に沸く中、リサーチ会社Ovumは、米国GoogleのAndroidプラットフォーム搭載デバイスがiPadに追いつくには2015年まで待たねばならないだろうという予測を発表した。



　Ovumの主席アナリスト、アダム・リーチ（Adam Leach）氏は、流れの速い市場で他社の先を行くため、AppleはiPadハードウェアの次世代版を出すほか選択肢はなかったと指摘している。



　「Appleには明らかにパイオニアとしてのアドバンテージがある。とはいえ、同社の競合社もぴったりと後を着いてきており、SamsungやMotorola、Hewlett-Packard、HTC、RIMなどの大手ブランド・ベンダーが数多くのタブレット・デバイスをリリースしている。彼らが発表したタブレット・デバイスはいずれも、模倣するのは至難の業と言われているApple製品のエクスペリエンスを再現しようとするものだ」（リーチ氏）



　同氏によると、タブレット市場の初期の成長は、AppleのiPadがその大部分を牽引しているという。同デバイスの販売台数は、2010年のタブレット市場総売り上げの90％にもおよぶ。



Honeycombの人気



　リーチ氏によれば、デバイス・ベンダーの大半がAndroid OSの最新版である「Honeycomb」を利用し、Apple独自のiOSに対抗しうるユーザー・エクスペリエンスを提供しようともくろんでいるという。



　「もっとも、HPやRIMなど、自前のソフトウェア・プラットフォームに投資する道を選んだベンダーも一部にはいる」（リーチ氏）



　「Ovumは、AppleおよびGoogleによるプラットフォームの支配は2011年以降も続き、とりわけGoogleのソフトウェア・プラットフォームに基づくデバイスが勝ち取る全般的な市場機会が拡大していくと考えている」（リーチ氏）



　「しかしながら、Googleプラットフォームを利用するデバイスがAppleプラットフォーム・デバイスを追い越すのは2015年以降になるだろう。2015年のタブレット・デバイス出荷台数は約1億5,000万台で、市場シェアはGoogle陣営が36％、Appleが35％になるとわれわれは予測している」（リーチ氏）



　Ovumの見積もりでは、2010年末時点での同シェアはGoogle陣営10％、Apple90％であった。



(Ross O. Storey／MIS Asia)



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