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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000008-cbn-soci" target="_blank">HPVワクチン、高2生も公費で－供給不足で一定期間（医療介護ＣＢニュース）


　厚生労働省は3月7日、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の公費助成を一定期間、高校2年生も対象とする旨の事務連絡を各都道府県に送付した。製造販売業者であるグラクソ・スミスクライン(GSK)から、同ワクチンの供給が追い付かないとの連絡を受けての措置。同日の記者会見で小宮山洋子副大臣が明らかにした。



　事務連絡では、今年3月末までに1回目の接種をできなかった高校1年生が来年度以降に1回目の接種を受けた場合であっても、公費助成の対象にするほか、2、3回目の接種者を優先するとしている。供給が安定するまでの一定期間の措置。



　同ワクチンの公費助成の対象は、中学1年生(13歳相当)-高校1年生(16歳相当)の女子で、標準接種回数は3回。高校1年までに1回でも接種すれば、その後2、3回目の接種は公費で受けることができる。ただ、今回の供給不足で、高校1年生が1回目の接種を受けることができないことも想定されることから、公費助成の範囲を拡大して対応する。



■「供給不足は一時的なもの」―GSK

　今回のHPVワクチンの供給不足について、GSKの広報担当者はキャリアブレインの取材に対し、「(HPVワクチンが)公費助成となってから、短期間で需要が拡大したため」と述べ、あくまで一時的なものとの見方を示した。その上で、「夏ぐらいまでには安定供給ができる」との見通しを示した。



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